建物の外観・入口の名称は?エクステリア・エントランス・ファサードの違いを解説!

建物の外観や入口にはさまざまな名称があります。「エクステリア」「エントランス」「ファサード」という言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。
しかし、それぞれが指す範囲や役割には微妙な違いがあります。
この記事では、それらの違いを詳しく解説し、外観デザインを考える際のポイントについても触れていきます。
建物外観の名称「エクステリア」とは?

エクステリア(Exterior)は、建物の外観や外構全体を指す言葉です。外構とは、建物を取り囲む外部空間のことであり、建物と敷地を一体としてデザインする重要な要素です。
エクステリアには、以下のような具体的な要素が含まれます。
門扉、フェンス、塀
- 住宅の境界線を明確にする役割を持ちます。
- プライバシーを守るための目隠しや防犯対策の一環となります。
- デザインによって建物の印象を大きく左右します。
玄関アプローチ、駐車スペース
- 玄関までの道のり(アプローチ)は訪れる人の動線として機能します。
- 素材や照明の工夫で美観や安全性を高めることが可能です。
- 駐車スペースは使い勝手だけでなく、雨水対策や舗装のデザイン性も考慮が必要です。
庭、植栽、カーポート
- 庭や植栽は、四季を感じられる空間を演出します。
- 植栽はプライバシーを確保するための目隠しや、建物との調和を取るための要素としても機能します。
- カーポートは、車を雨や紫外線から守るだけでなく、デザインに統一感を持たせることでエクステリアの一部としての魅力を高めます。
照明設備、外壁材、装飾など
- 照明設備は夜間の防犯性を向上させるほか、エクステリアの演出にも役立ちます。
- 外壁材や装飾は、建物全体の印象を決定づける重要な要素であり、耐久性やメンテナンスのしやすさも考慮して選ぶ必要があります。
エクステリアは建物の第一印象を左右する重要な要素であり、デザイン次第で建物の印象を大きく変えることができます。
▶エクステリア、ファサードって何?家の魅力を決める外装デザイン用語を知っておこう!
建物外観の名称「エントランス」とは?

エントランス(Entrance)は、建物の出入口部分を指します。戸建て住宅であれば玄関周辺、マンションやビルであればエントランスホールを指すことが一般的です。
エントランスには、以下のような要素が含まれます。
玄関ドア
- 住宅の「顔」として最も目立つ部分。
- 防犯性や断熱性を考慮し、素材やデザインを選ぶことが重要。
ポーチ、庇(ひさし)
- 玄関前の屋根付きスペース。
- 雨天時の利便性を向上させるだけでなく、建物の外観を引き立てる役割を持つ。
インターホン、表札、郵便受け
- インターホンは防犯性の向上に欠かせない。
- 表札は住む人の個性を表すアイテム。
- 郵便受けは使い勝手だけでなくデザインにもこだわりたい要素。
アプローチ(玄関までの道のり)
- 訪問者の歩行をスムーズにするために舗装材や幅を考慮。
- 照明を設置することで夜間の安全性を向上。
防犯対策(オートロック、監視カメラなど)
- マンションやオフィスビルでは、オートロックや監視カメラが一般的。
- 戸建て住宅でも、スマートキーや防犯カメラの設置が増えている。
エントランスは来訪者を迎える「顔」としての役割を持ち、デザインだけでなく機能性や安全性も重視されます。
建物外観の名称「ファサード」とは?

ファサード(Façade)は、建物の正面部分を指す建築用語で、フランス語の「顔(Face)」に由来します。
ファサードには以下のような要素が含まれます。
建物の正面デザイン
- 建物全体の印象を決定するデザイン要素。
- 現代建築では、ガラス張りやコンクリート打ち放しなどの素材が活用されることが多い。
窓の配置やバランス
- 採光や通風を考慮しながら、美しい配置をデザインすることが重要。
- 窓のデザインによっては、建物の高級感や個性を引き立てることができる。
外壁の色や素材
- 建物のコンセプトに合った外壁材を選ぶことが重要。
- 耐候性、耐汚性、防音性を考慮して選択する。
屋根の形状や装飾
- 屋根のデザインは建物全体のプロポーションに大きく影響する。
- 和風、洋風、モダンなど、建物のテーマに合わせたデザインが求められる。
看板やシンボルマーク(商業施設の場合)
- 商業施設では、ブランドイメージを確立するための重要な要素。
- 視認性やデザイン性を重視しながら、統一感のあるデザインにする。
ファサードは建物のブランドイメージを決定づける要素であり、住宅だけでなく、店舗やオフィスビルでも特に重視されるポイントです。
建物外観の名称エクステリア・エントランス・ファサードの違い
それぞれの言葉が指す範囲を整理すると、以下のようになります。
用語 | 意味 | 具体的な範囲 |
エクステリア | 建物の外構・外観全体 | 庭、門扉、フェンス、駐車場、カーポートなど |
エントランス | 建物の出入口部分 | 玄関ドア、ポーチ、アプローチ、防犯設備など |
ファサード | 建物の正面デザイン | 外壁、窓、装飾、屋根の形状など |
エクステリアが建物全体の外観を指し、エントランスが出入口のみに特化し、ファサードは正面のデザインに特化するという点がポイントです。
エクステリアのデザインと機能性
エクステリアをデザインする際は、以下のポイントを意識するとよいでしょう。
① デザインテーマの統一
エクステリアは建物の第一印象を決めるため、統一感のあるデザインが重要です。例えば、
- ナチュラルテイスト(木材や植栽を多用)
- モダンテイスト(モノトーンの色調、シンプルな素材)
- クラシックテイスト(レンガやアイアン素材を使用)
などのスタイルがあります。
② メンテナンス性
外構は常に風雨にさらされるため、メンテナンスがしやすい素材を選ぶことも重要です。
③ 防犯・安全対策
フェンスや門扉の設計によって防犯性を高めることが可能です。また、夜間の照明計画も考慮しましょう。
エントランスの設計と工夫
エントランスの設計では、以下のポイントが重要になります。
- アプローチの工夫:歩きやすい素材や勾配を考慮
- 防犯対策:オートロックや監視カメラの設置
- バリアフリー対応:スロープや手すりを設ける
- 意匠性:ポストや照明のデザインにもこだわる
ファサードのデザインの重要性
ファサードは建物の個性を表現する要素であり、特に商業施設やオフィスではブランドイメージを左右する重要なポイントです。
- 窓のデザイン:採光や景観を考慮
- 外壁の素材とカラー:耐久性と美観のバランス
- 装飾やサイン:商業施設ならロゴや看板の配置も重要
建物の外観エクステリア・エントランス・ファサードのリフォーム方法と費用相場
外観をより魅力的にするためには、リフォームの計画が重要です。それぞれのリフォーム方法と費用の目安を解説します。
① エクステリアリフォーム
エクステリアのリフォームでは、門扉やフェンスの交換、庭の整備、カーポートの設置などが含まれます。
主なリフォーム方法と費用相場
リフォーム内容 | 費用相場 |
門扉・フェンスの交換 | 10万~50万円 |
アプローチの改修 | 20万~80万円 |
駐車場・カーポート設置 | 30万~150万円 |
庭の造園・植栽 | 30万~100万円 |
照明設備の設置 | 5万~30万円 |
ポイント
- 機能性とデザインのバランスを考える
- メンテナンス性の良い素材を選ぶ
- 照明を加えて夜間の安全性を確保
② エントランスリフォーム
エントランスのリフォームでは、玄関ドアの交換や庇(ひさし)の設置、防犯設備の強化が行われます。
主なリフォーム方法と費用相場
リフォーム内容 | 費用相場 |
玄関ドアの交換 | 20万~60万円 |
ポーチ・庇の設置 | 10万~50万円 |
アプローチの改修 | 20万~80万円 |
防犯設備の導入(カメラ・オートロック) | 10万~100万円 |
ポイント
- 防犯性能を強化する
- 玄関周りのデザインに統一感を持たせる
- バリアフリー対応を考慮する
③ ファサードリフォーム
ファサードのリフォームでは、外壁の塗装や素材の変更、窓のデザイン変更が主な内容となります。
主なリフォーム方法と費用相場
リフォーム内容 | 費用相場 |
外壁塗装・張り替え | 50万~200万円 |
屋根のリフォーム | 50万~150万円 |
窓の交換・デザイン変更 | 20万~100万円 |
看板・装飾の設置(商業施設) | 10万~50万円 |
ポイント
- 耐久性の高い外壁材を選ぶ
- 建物のコンセプトに合ったデザインを考える
- 屋根や窓のデザインも統一する
建物の外観エクステリア・エントランス・ファサードに関するよくある質問【Q&A】
Q1. エクステリアと外構の違いは何ですか?
A. エクステリアは建物の外装全般を指し、外構は主に庭や門扉、フェンスなどの建物の周囲を構成する設備を指します。エクステリアはより広義の概念といえます。
Q2. エントランスリフォームの際に注意するポイントは?
A. 防犯性、バリアフリー設計、デザインの統一感が重要です。オートロックの導入や玄関アプローチのバリアフリー化も考慮しましょう。
Q3. ファサードのデザインを決める際のポイントは?
A. 建物のコンセプトや周囲の景観と調和させることが大切です。外壁材の色や窓の配置、装飾のバランスを考慮しましょう。
Q4. エクステリアのメンテナンスはどうすればよいですか?
A. フェンスや門扉の定期的な清掃、庭の植栽管理、照明の点検を行うことで、長期間美しい状態を維持できます。
Q5. リフォームの際、エクステリア・エントランス・ファサードの優先順位は?
A. 建物の用途や目的に応じて異なりますが、機能性を重視するならエントランス、安全性や利便性を考慮するならエクステリア、デザインやブランドイメージを重視するならファサードのリフォームを優先するとよいでしょう。

まとめ
エクステリア、エントランス、ファサードは、それぞれ建物の外観を構成する重要な要素です。
- エクステリアは建物の外回り全体
- エントランスは建物の出入口
- ファサードは建物の正面デザイン
これらの要素を理解し、目的やデザインの方向性に合わせて適切に計画することで、理想の住まいや施設を実現できます。
新築やリフォームを考える際は、これらの用語を活用して設計者や施工業者とスムーズにコミュニケーションをとり、満足のいく外観づくりを目指しましょう。
お問い合わせ情報
エクステリア、エントランス、ファザードのリフォーム、メンテナンスに関するご相談は、以下の連絡先までお気軽にどうぞ。
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