シート防水工事に使う接着剤・プライマー・トップコートの種類と特徴

シート防水工事を行う際に欠かせない「接着剤・プライマー・トップコート」。それぞれの役割や特徴を詳しく解説します。
シート防水工事の接着剤・種類と特徴
シート防水工事で使用する接着剤は、下地やシートの種類に応じて適切なものを選ぶ必要があります。
VTエース(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:GIボードW接着用の変成シリコーンエポキシ樹脂系接着剤
- 特徴:
- 強力な接着力を持ち、耐久性に優れる
- 高湿度環境でも性能を発揮
- 使用方法:
- 下地を十分に清掃し、乾燥させた後に均一に塗布
- 接着後は十分な圧力をかけて密着させる
- 注意点:
- 低温時は硬化が遅れるため、適温での施工が推奨
▶シート防水工事に必要な材料!アンカー・ディスク・マット・シートの基礎知識
VTボンド(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:ニトリルゴム系ビュートップ専用接着剤
- 特徴:
- トルエン・キシレン不使用で環境に配慮
- 耐熱性・耐水性に優れる
- 使用方法:
- 接着面に均一に塗布し、所定の乾燥時間を確保した後に接着
- 注意点:
- 溶剤が含まれるため、十分な換気を確保して施工
ビューボンド(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:ニトリルゴム系ビュートップ専用接着剤
- 特徴:
- 耐久性と柔軟性に優れた接着力
- 振動や収縮に強い
- 使用方法:
- ローラーやハケで均一に塗布し、乾燥後に圧着
- 注意点:
- 施工環境の温度管理を行い、適温で使用
シールドボンド(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:シールドマットを下地塩ビシート面に貼り付ける専用接着剤
- 特徴:
- シールド工法専用の高耐久性接着剤
- 耐候性が高く、長期間の密着を維持
- 使用方法:
- 施工面を清掃後、均一に塗布し適切な圧力をかけて固定
- 注意点:
- 施工後の完全硬化には時間が必要
プラストボンド(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:PEフォーム、プラストフォームの貼り付け用接着剤
- 特徴:
- クロロプレンゴム系で強力な接着力を発揮
- 耐振動性があり、長期間の接着を維持
- 使用方法:
- ハケやローラーで薄く均一に塗布し、乾燥後に圧着
- 注意点:
- 施工後の環境温度を考慮し、硬化時間を確保
ACボンド(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:Uマットなどの仮固定に使用
- 特徴:
- アクリルエマルション系のため、安定した接着性能
- 施工後も柔軟性を維持し、衝撃吸収性に優れる
- 使用方法:
- 施工面に均一に塗布し、一定時間乾燥させた後に貼り付け
- 注意点:
- 水性タイプのため、施工環境が湿潤すぎる場合は乾燥時間を考慮
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シート防水工事のプライマー・種類と特徴

プライマーは、接着剤の性能を最大限に引き出し、施工の品質を向上させる重要な役割を果たします。
プラストプライマー(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:ポリエチレン系断熱材接着工法用
- 特徴:
- 断熱材と防水シートをしっかりと密着させる
- 施工後の剥がれを防ぎ、耐久性を向上
溶着剤(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:シートのラップ部分やディスク・プレートとシートを溶着
- 特徴:
- 強力な溶融接着性能を発揮
- 防水層の一体化を促進し、漏水リスクを低減
Uシール(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:シート端部のシール
- 特徴:
- 不定形シール材で隙間をしっかりカバー
- 施工後の劣化を防ぎ、防水性能を長持ちさせる

シート防水工事のトップコート・種類と特徴

トップコートは防水層を保護し、耐久性を向上させる重要な役割を持ちます。
VTコートC(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:高反射機能付きアクリルウレタン系保護塗料
- 特徴:
- 高日射反射率で省エネ対策に最適
- グリーン購入適合品
VTコートC難燃(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:防火(飛び火)対策が必要な場所向け
- 特徴:
- 防火認定番号DR-0256取得
- 難燃性に優れたアクリルウレタン系保護塗料
VTコート(田島ルーフィング株式会社)
- 用途:耐久性の高いトップコート
- 特徴:高耐久で長期的な保護効果を発揮
シート防水工事の施工手順

シート防水工事の施工は、適切な手順を踏むことで耐久性の高い防水層を形成します。
① 下地処理
- 施工前に既存の汚れやゴミを除去し、平滑な下地を作る
- 必要に応じてプライマーを塗布し、接着性を向上させる
② 防水シートの敷設
- シートを仮敷きし、適切な位置に配置する
- 溶着剤や接着剤を使用してシートを固定
③ 接合部の処理
- シートの継ぎ目をしっかり溶着し、一体化させる
- 必要に応じてUシールなどで端部を処理し、密閉性を確保
④ トップコートの塗布(必要に応じて)
- 紫外線や物理的損傷から保護するため、トップコートを均一に塗布
- 乾燥後、耐久性を確認し、仕上げ
⑤ 最終確認と仕上げ
- 全体の防水層に隙間や浮きがないかを点検
- 施工後の清掃を行い、完了
シート防水工事の業者選びで失敗しないために押さえておくべきポイント3つ

シート防水工事の成功は、業者選びが大きく影響します。以下の3つのポイントを押さえて、信頼できる業者を選びましょう。
① 実績と口コミを確認する
- 施工実績が豊富な業者は、様々な現場に対応できる技術力がある
- 実際の施工事例やお客様の口コミをチェックし、評価の高い業者を選ぶ
- 特に同じ地域での施工実績があるか確認すると安心
② 使用する材料や工法の説明が明確であること
- 業者が使用する材料や施工方法について詳しく説明できるか確認
- 施工の流れや、どの接着剤・プライマー・トップコートを使用するか明示できる業者は信頼できる
- 見積もり時に、使用する材料の詳細や保証内容を確認することが重要
③ アフターサービスや保証が充実しているか
- 防水工事は長期間の耐久性が求められるため、保証期間がしっかりしているか確認
- 施工後のトラブル対応やメンテナンスのサポート体制があるかをチェック
- 口頭だけでなく、書面で保証内容を提示してくれる業者を選ぶ
これらの接着剤を適切に選び、施工方法を守ることで、シート防水工事の品質を向上させることができます。
また、業者選びのポイントを押さえることで、安心して高品質な防水工事を依頼できるでしょう。
シート防水工事で使う材料に関するよくある質問

Q1. シート防水工事で使用する防水シートの種類にはどんなものがありますか?
A. 主に塩ビシート・ゴムシート・アスファルトシートの3種類があり、施工環境や耐久性の違いによって選びます。
Q2. シート防水工事で使用する接着剤はどれが最適ですか?
A. 下地の種類や環境によって異なります。耐久性が求められる場合はVTエース、環境に配慮したい場合はVTボンドがおすすめです。
Q3. 防水シートの寿命はどれくらいですか?
A. 一般的には15〜20年程度ですが、施工状況やメンテナンスによって異なります。
Q4. トップコートは必ず塗布しなければなりませんか?
A. 施工環境によりますが、紫外線や摩耗から保護するためにトップコートを塗布するのが推奨されます。
Q5. プライマーを使用しないとどうなりますか?
A. 接着力が低下し、防水シートが剥がれやすくなる可能性があります。特に高湿度環境ではプライマーの使用が重要です。
Q6. 施工後にすぐ歩行しても大丈夫ですか?
A. 接着剤の硬化時間によりますが、通常は24時間以上の乾燥時間を確保するのが望ましいです。
Q7. 防水シートの上に直接施工できる仕上げ材はありますか?
A. 仕上げ材としてトップコートや保護塗料が使用可能です。また、歩行用途なら保護マットを敷くこともあります。
Q8. 防水シートは屋根以外にも使えますか?
A. はい。バルコニー・ベランダ・地下構造物・水槽などにも使用できます。
Q9. 冬場や湿気が多い環境でも施工できますか?
A. 可能ですが、接着剤の硬化時間が通常より長くなるため、適切な施工管理が必要です。
Q10. 防水工事後にメンテナンスは必要ですか?
A. 定期的な点検とメンテナンスが必要です。特に、排水口の詰まりやシートの浮きを確認することが重要です。
まとめ
シート防水工事において、接着剤・プライマー・トップコートは施工の品質を大きく左右します。それぞれの特性を理解し、適材適所で使用することで、防水層の耐久性や施工後の安全性を向上させることが可能です。
- 接着剤:シートや下地に適した種類を選び、確実に固定
- プライマー:接着力を最大限に発揮させ、剥がれや劣化を防止
- トップコート:防水層を保護し、長期間の耐久性を確保
- 施工手順:適切な準備と施工を行い、高品質な防水層を確保
適切な材料を選び、安全で高品質な施工を行いましょう!
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