屋根の汚れ落としは自分でできる?汚れの種類と落とし方を徹底解説

「屋根の汚れが気になるけれど、自分で掃除できるの?」「どんな汚れがあるの?」
屋根の汚れは放置すると見た目が悪くなるだけでなく、劣化の原因となり、雨漏りのリスクを高めてしまいます。しかし、屋根の掃除には危険が伴うため、自分でできる範囲を知ることが大切です。
本記事では、屋根の汚れの種類と、それぞれの落とし方について詳しく解説します。安全に清掃するためのポイントや、業者に依頼した方がよいケースについても紹介します。
屋根の汚れ落としは自分でできるの?

屋根の汚れ落としは、自分でできる場合もあれば、業者に依頼したほうが良いケースもあります。
汚れの種類や屋根の状態、安全性を考慮しながら判断することが重要です。ここでは、「自分でできるケース」と「業者に依頼すべきケース」について詳しく解説します。
汚れの種類 | 自分でできる? | 業者に頼むべき? |
軽いホコリ・雨だれ | 〇 | – |
軽度のコケ・カビ | 〇 | – |
頑固なコケ・カビ | △(専用洗剤が必要) | 〇 |
錆び | × | 〇 |
屋根が急勾配 | × | 〇 |
高所作業が必要 | × | 〇 |
塗装が劣化している | × | 〇 |
👉 軽い汚れなら自分でOK!
👉 でも、高所や頑固な汚れは業者に任せるのがベスト!
① 自分で屋根の汚れ落としができるケース
次のような状況であれば、比較的安全に自分で屋根の掃除ができます。
✔ 軽度な汚れ(ホコリ・雨だれ・表面のコケ)
- 屋根に溜まった 砂ぼこり、排気ガスの黒ずみ、雨だれ などは、水をかけるだけでも落ちる場合があります。
- ホースやブラシを使って軽くこすれば簡単に落ちる汚れもあるため、自分で掃除が可能です。
✔ 屋根の高さが低く、作業しやすい場合
- 平屋や低い場所の屋根で、脚立を使って手が届く範囲なら、安全に作業できる可能性があります。
- 落下のリスクが低い場合は、自分で掃除を検討しても良いでしょう。
✔ 水圧を調整できる家庭用高圧洗浄機がある
- 市販の 家庭用高圧洗浄機 を使えば、簡単に汚れを落とせます。
- ただし、水圧が強すぎると屋根材を傷める可能性があるため、低圧設定で使用することが重要です。
✔ 軽いコケやカビ
- 発生初期のコケやカビであれば、水洗いや中性洗剤を使って落とせます。
- 専用のカビ取り剤を使うことで、軽度のカビ汚れは自分で除去できます。
② 自分で掃除しないほうが良いケース
次のような場合は、自分で掃除をするのは危険または適切ではないため、専門業者に依頼した方が安全で確実です。
❌ 屋根の傾斜が急で作業が危険な場合
- 傾斜が急な屋根(6寸勾配以上) は、足場が不安定で転倒や落下の危険があるため、素人が作業するのは危険です。
- ハシゴを使っての作業も落下リスクがあるため、安全のために業者に依頼しましょう。
❌ 高所作業が必要な場合
- 2階以上の屋根は高所作業となるため、自分で掃除するのは危険です。
- 高所での作業には安全帯(ハーネス)や専用の足場が必要になるため、業者に依頼したほうが安全です。
❌ コケやカビが広範囲に広がっている場合
- 長期間放置されたコケやカビは根を張っているため、家庭用洗浄では完全に落とせないことが多いです。
- 無理に擦ると屋根材を傷つける可能性があるため、専用の洗浄機材を持つ業者に依頼するのがベスト。
❌ 汚れが酷く、塗装の劣化が見られる場合
- 屋根の汚れが落ちないだけでなく、塗装が剥がれたり、変色している場合は塗り替えが必要になることがあります。
- 塗膜が劣化すると、防水機能が低下し、屋根の寿命が短くなってしまいます。
❌ 錆びが発生している場合
- 金属屋根やスレート屋根で錆びが進行している場合、放置すると腐食が進み、雨漏りの原因になることがあります。
- 錆びは専用の薬剤で落とす必要があるため、専門業者に依頼するのが安全です。

屋根の汚れの種類

屋根に付着する汚れにはさまざまな種類があります。それぞれの原因と特徴を理解し、適切な方法で除去することが重要です。
雨だれ汚れ
原因
- 排気ガスや空気中の油分が付着し、雨が降ることで流れ落ちる
- 換気口や窓枠などの突起部分に溜まりやすい
落とし方
- 軽度の汚れはホースで水をかけるだけで落ちる
- 家庭用の高圧洗浄機や中性洗剤を使用すると効果的
藻・カビ・コケ
原因
- 湿気の多い環境で繁殖しやすい
- 北側の屋根や日当たりの悪い場所に発生しやすい
- 吸水性の高い塗料が使用されていると、雨水が染み込みやすく発生しやすい
落とし方
- 軽度であれば高圧洗浄機で洗い流す
- 落ちにくい場合は、専用のコケ取り剤・カビ取り剤を使用する(洗剤残りに注意)
- 防藻性・防カビ性の高い塗料を使用すると予防効果あり
錆び
原因
- 金属屋根の劣化や、近くの金属部分から錆が流れ落ちる
- 酸性雨による化学反応で発生
落とし方
- 軽度なら錆落とし剤で除去可能
- 進行している場合は、錆を削って防錆塗料を塗布
変色・色あせ
原因
- 紫外線や雨風による経年劣化
- 塗装の劣化によるもの
落とし方
- 洗浄では改善できないため、屋根塗装を検討
自分でできる屋根の汚れ落とし方法

ホースで水をかけて洗い流す
- 定期的に水をかけるだけでも汚れの蓄積を防げる
- 近隣への水はねに注意
- 高所作業になるため安全対策が必要
高圧洗浄機を使う
- 家庭用高圧洗浄機で簡単に汚れを落とせる
- 強すぎる水圧は屋根材を傷める可能性があるため注意
- 頑固な汚れには洗剤を併用
薬剤を使用する
- コケやカビ専用の洗剤を使用
- 使用後はしっかり水で流す
- 周囲の外壁や植物への影響に注意
屋根掃除の注意点と安全対策

屋根の掃除は高所での作業となるため、慎重に行わなければ転倒や落下のリスクが伴います。安全に作業を進めるためには、以下のポイントをしっかり押さえておくことが重要です。
① 滑りにくい靴を履く
屋根の表面は傾斜があるため、普通の靴では滑りやすく、転倒の危険があります。特に、以下のような靴を選ぶことで安全性を高められます。
- グリップ力の高いゴム底の靴(作業用シューズや屋根用シューズ)
- 靴底が柔らかく、滑りにくい素材を使用した靴
- 安全靴(つま先部分が補強されており、万が一の衝撃から足を守れる)
また、靴の裏に泥やゴミが付いていると滑りやすくなるため、作業前に靴底をきれいにしておくことも重要です。
② 安全帯(ハーネス)を使用する
作業中の落下事故を防ぐために、フルハーネス型の安全帯を着用することを強くおすすめします。特に急勾配の屋根や2階以上の高さで作業する場合は、安全帯が命綱となります。
- フルハーネス型の安全帯を使用(胴体全体を支えるため、安全性が高い)
- 屋根の強固な部分に命綱を固定(できれば屋根の支柱部分にカラビナを取り付ける)
- ハーネスの着用方法を事前に確認(緩みがないか、しっかりと装着されているかチェック)
安全帯を使用することで、万が一足を滑らせても落下を防ぎ、安全に作業を続けられます。
③ 屋根が濡れているときは作業しない
雨上がりや朝露で屋根が濡れていると、表面が非常に滑りやすくなります。特に、以下のような屋根材は濡れると滑りやすくなるため注意が必要です。
- 金属屋根(ガルバリウム鋼板、トタンなど)
- スレート屋根
- 瓦屋根(苔が生えているとさらに滑りやすい)
作業前に、屋根の状態をしっかり確認し、以下の点をチェックしましょう。
- 屋根が乾いているか確認する(早朝や雨上がりは避け、晴れた日の午後に作業するのが理想)
- 苔やカビが生えている部分には特に注意する(滑りやすいため、無理な姿勢での作業は避ける)
- 少しでも危険を感じたら無理をしない(特に傾斜のきつい屋根では安全第一を考える)
④ 屋根の上に長時間滞在しない
長時間の作業は、体力の消耗を招き、注意力が散漫になる原因となります。屋根の上での作業は、できるだけ短時間で効率よく進めることが大切です。
- こまめに休憩を取る(長時間作業せず、30分ごとに休憩を挟む)
- 作業は午前中や夕方に行う(炎天下での作業は熱中症のリスクが高まるため避ける)
- 複数人で作業する(万が一の事故に備え、一人ではなく複数人で作業する)
また、屋根の上で作業をする際は、必要な道具を事前に準備し、何度も屋根を上り下りする必要がないようにしましょう。梯子を使う場合は、しっかり固定し、足元が安定していることを確認してから作業に取り掛かることが重要です。
これらのポイントを押さえておくことで、屋根の掃除を安全に行うことができます。万が一、不安を感じたり、危険を伴うと判断した場合は、無理をせず専門の業者に依頼することをおすすめします。
屋根の汚れ落としを業者に依頼すべきケース

屋根の掃除は自分で行うことも可能ですが、状況によってはプロの業者に依頼する方が安全で確実です。以下のようなケースに該当する場合は、無理をせず専門業者に相談しましょう。
① 屋根の傾斜が急で、作業が危険な場合
屋根の傾斜が急な場合、自力での作業は大変危険です。一般的に4寸勾配(約22度)以上の屋根は歩行が難しくなり、6寸勾配(約31度)を超えると滑落のリスクが高まります。
急勾配の屋根でのリスク:
- 転倒・滑落の危険
屋根の傾斜が急だとバランスを取りにくく、滑り落ちるリスクが高まります。 - 作業中の安全確保が難しい
安全帯(ハーネス)を装着しても、滑りやすい屋根では安定した作業が難しくなります。 - 屋根材を傷つける可能性
瓦やスレートの上を歩くと、屋根材が割れたりズレたりする恐れがあります。
このような屋根の場合は、無理に自分で作業せず、業者に依頼するのが最善です。プロなら専用の足場を設置し、安全に作業を進められます。
② 汚れが頑固で、自力で落とせない場合
軽い汚れならホースの水や家庭用高圧洗浄機で落とせますが、以下のような頑固な汚れは専門的な洗浄が必要です。
落としにくい汚れの種類:
- コケ・カビ・藻が屋根全体に広がっている
- 放置すると根を張り、屋根材を傷める原因になります。
- 市販の洗浄剤では完全に落としきれないことも。
- 酸化による黒ずみやサビ汚れ
- 金属屋根にサビが発生していると、広がる前に対処が必要。
- 塗装が剥がれている場合、洗浄だけでは対応できません。
- 排気ガスや煤(すす)による頑固な汚れ
- 特に都市部の住宅では、空気中の油分が混じった汚れが付着しやすい。
- 普通の水洗いでは落ちにくく、専用の洗浄剤が必要になる。
業者に依頼するメリット:
- 専用の高圧洗浄機や特殊洗剤を使用し、屋根材にダメージを与えずに汚れを落とせる。
- 防カビ・防藻コーティングを施してもらえば、汚れの再発を防ぐことができる。
特に、汚れが長年蓄積している場合は、プロに頼んだ方が短時間で確実に美しく仕上げてもらえます。
③ 劣化が進んでおり、塗装や補修が必要な場合
屋根の汚れがひどい場合、それは単なる汚れではなく屋根材の劣化のサインであることもあります。以下のような症状が見られたら、洗浄だけでなく補修や塗装が必要かもしれません。
劣化のサイン
- 塗装が剥がれている → 高圧洗浄するとさらに剥がれる可能性あり
- 屋根材がひび割れている → 洗浄では対応できず、補修が必要
- 金属屋根のサビが進行している → 洗浄後にサビ止め処理が必要
- 雨漏りの兆候がある(天井にシミができている、屋根裏にカビが発生している)
業者に依頼するメリット
- 屋根の状態を無料点検してもらい、洗浄と一緒に補修や塗装の提案を受けられる。
- 必要に応じて、防水処理や屋根材の張替えも対応してもらえる。
単に汚れを落とすだけでなく、屋根を長持ちさせるためのメンテナンスもできるので、特に築10年以上の家では専門業者に相談するのがおすすめです。
屋根の汚れ落としをプロの業者に依頼するメリット

自分で掃除するよりも、業者に依頼することで以下のようなメリットがあります。
安全に作業ができる
高所作業のリスクがなく、適切な装備を使って安全に作業を進めてもらえる。
屋根材を傷めずに洗浄できる
間違った洗浄方法で屋根を傷つける心配がない。
防水・防カビ対策もできる
汚れを落とした後に、防水塗装や防カビ処理を施してもらえる。
作業時間が短い
自分でやると数日かかる作業も、業者なら半日〜1日程度で完了する。
屋根の汚れを防ぐメンテナンス方法

屋根の汚れを落とすことも大切ですが、それ以上に「汚れがつきにくい状態を維持する」ことが重要です。適切なメンテナンスを行えば、屋根の美観を長期間保ち、雨漏りや屋根材の劣化を防ぐことができます。
① 防汚塗料を使用する
屋根の汚れを防ぐ最も効果的な方法の一つが、**防汚塗料(セルフクリーニング機能付き塗料)**を使用することです。
防汚塗料の種類
- 光触媒塗料(セルフクリーニング機能)
- 太陽光(紫外線)で汚れを分解し、雨で洗い流す効果がある。
- コケやカビの発生を抑え、長期間清潔な状態を維持できる。
- メンテナンス回数を減らせるため、長期的なコスト削減につながる。
- 親水性塗料
- 雨水が屋根表面を均一に流れ、汚れを洗い流しやすくする。
- 砂ぼこりや排気ガスの油汚れがつきにくい。
- 防カビ・防藻塗料
- カビやコケの発生を抑える成分が配合されている。
- 湿気の多い地域や北向きの屋根に特におすすめ。
▶ 防汚塗料のメリット
✅ 屋根の汚れを軽減し、美観を維持できる
✅ 洗浄回数が減り、メンテナンスの手間を軽減できる
✅ カビやコケの繁殖を抑え、屋根材の劣化を防ぐ
防汚塗料の施工は、屋根塗装のタイミング(10〜15年ごと)で行うと効果的です。
② 定期的に水をかけて軽い汚れを落とす
屋根に付着した汚れは、早めに除去することでこびりつくのを防げます。以下の方法で、定期的に屋根を簡単に洗浄しましょう。
水をかけて洗い流す方法
- ホースを使用し、屋根に優しく水をかける
- 雨が少ない季節(特に夏場)は、月に1回程度、ホースで軽く洗い流すのが効果的。
- 砂ぼこりや排気ガスの汚れは、水をかけるだけでも落ちやすい。
- 強い水圧は屋根材を傷める可能性があるため、やさしく水をかけるのがポイント。
- 注意点
- 屋根が濡れた状態で作業しない
- 滑りやすくなり、転倒や落下のリスクがある。
- 水の飛散に注意
- 近隣住宅やベランダ、車に水がかからないように配慮する。
- 頑固な汚れは無理に擦らない
- 塗装が傷んでしまう可能性があるため、強い力でこすらず、専用の洗浄剤を使う。
- 屋根が濡れた状態で作業しない
▶ 定期的な水洗いのメリット ✅ 汚れを早めに落とし、頑固な汚れの蓄積を防ぐ
✅ 簡単な作業で済むため、費用をかけずにメンテナンスが可能
✅ カビやコケの発生を未然に防げる
定期的な水洗いを習慣化すれば、屋根の汚れを大幅に軽減できます。
③ 樋(とい)の掃除を行い、雨水の流れをスムーズにする
屋根の汚れを防ぐためには、屋根だけでなく**雨樋(とい)**のメンテナンスも欠かせません。雨樋が詰まると、雨水が適切に流れず、屋根に水が溜まりやすくなります。
雨樋の掃除が必要な理由
- 雨水の流れが滞ると、屋根に水たまりができやすくなり、コケやカビが発生しやすい。
- 雨樋が詰まると、水が溢れ、外壁や基礎部分の劣化を招く可能性がある。
- 冬場は詰まった水が凍結し、雨樋の破損や屋根材へのダメージにつながる。
雨樋の掃除方法
- 落ち葉やゴミを取り除く
- 目視で確認し、詰まっている部分を取り除く。
- 落ち葉ネットを設置すれば、詰まりを防げる。
- 水を流して排水状況をチェック
- ホースを使って水を流し、スムーズに排水されているか確認。
- 流れが悪い場合は、詰まりの原因を特定し、掃除を行う。
- 詰まりがひどい場合は業者に依頼
- 長年の汚れが詰まっている場合、自力で取り除くのが難しいことも。
- プロに依頼すると、専用機器で確実に掃除してもらえる。
▶ 雨樋掃除のメリット ✅ 屋根に水が溜まるのを防ぎ、コケやカビの発生を抑えられる
✅ 雨樋の詰まりによる屋根や外壁の劣化を防ぐ
✅ 排水がスムーズになり、大雨時の水はけが良くなる
掃除の頻度: **年に1〜2回(特に落ち葉の多い秋と春)**を目安に行うと効果的です。
まとめ
屋根の汚れは放置すると劣化の原因となり、雨漏りを引き起こす可能性があります。自分でできる掃除方法を理解し、安全に実施しましょう。
しかし、高所作業にはリスクがあるため、安全を最優先に考え、無理せずプロに依頼することも選択肢の一つです。
汚れを防ぐためのメンテナンスを心がけ、美しく丈夫な屋根を維持しましょう!
お問い合わせ情報
屋根の汚れ落とし、清掃に関するご相談は、以下の連絡先までお気軽にどうぞ。
株式会社マックスリフォーム
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